名古屋市が色のバリフリーの取り組みを拡大
【 記事追加日時:2014-03-20 14:59:56 】
名古屋市は色の見分け方が先天的に不便を感じる人向けに、色によるバリアフリーを拡大させています。
色弱といわれる遺伝的な細胞の欠如により、赤と緑、オレンジと黄緑などの色の見分けが付かない人が男性では2人に1人、女性では5人に1人います。日常生活ではそこまで支障は出ないが、公共などの施設で場合のよっては非常に危険な状況に陥る可能性もあるため、こういった取組を積極的に行っています。
名古屋市では、学校で使われるチョークの色を指定しており、白と黄色を積極的に使い、赤のチョークは一切使わないといった取組をしています。
また教育委員会は教員に「色のバリアフリー」というパンフレットを配っており、色弱の人が見わけが付きづらい色を使う場合は、斜線を入れるなどして区別できるようなアドバイスを行っています。
こういった取組を行うことで、社会的ハンデを負った人が少しでもの社会生活を快適に過ごせるようにしていくことは今後の日本では必要となるでしょう。
イチオシ |
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